
リニアック(Linac・直線加速器)装置
本院の治療システムは画像撮影・治療計画・線量分布計算・放射線治療までのト−タルソリュ−ションを構築しています。本院に導入されているリニアック(Linac・直線加速器)装置のエレクタPreciceは、スウェ−デンの機器メ−カの装置で、人体の放射線治療装置として、全世界で1200台以上が活躍中です。 装置内容として、進行波型加速管で安定した出力を得ることができ、体幹深部治療用に4MeV及び6MeVの高エネルギ−X線および体幹浅部治療用に数種類のエネルギ−の持つ電子線を備えています。よって、X線・電子線ともに高線量率照射が可能です。また、最小照射面積1cuと、いろいろな腫瘍形態に対応できるマルチリ−フコリメ−タ−を装備しています。リニアック操作のコンソ−ルは、直感的操作が可能なグラフィカルユ−ザ−インタ−フェイスを備え、放射線出力・照射線量の管理・患者の管理・治療の照合などを完全コントロ−ルできます。 放射線治療計画装置Pinnacle3では、放射線の不均質界面での散乱、2次電子散乱の影響を考慮した線量計算が可能で、CT画像やMRI画像から得られる3次元画像と組み合わせることにより、重要臓器を避け、腫瘍部分に対してより精度の高い治療計画・照射を行うことが出来ます。また、放射線治療は数回に分けて行われるため、再現性が最も重要視されています。これに対応するため本院では、真空ポンプにより患者の体型に合わせて形を変化させ、一頭一頭に合わせたカスタムメイドの体幹固定具や一部分を再現出来るマスク状のシェルと呼ばれる固定具を使用し、再現性の精度を高めて放射線治療が行えます。

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